Messenger Bag




展示会以来使っていたMessenger Bag。
だいぶやれてきました。

革はイタリア・ワルピエ社のブッテーロにさらに油を多く含ませたマレンマ。
独特な赤茶色が時間共により深い色に。

最近の革は表面に顔料、ペンキのようなものを塗ってしまい、革なのか、合成皮革なのか分からないものが多いです。というのも、顔料を塗ってしまえば、とりあえず革そのものの傷は見えなくなってしまうからです。

このマレンマはそういった処理をせずに、染料で染め、表面の化粧はごく薄。
そのため、傷は付きやすいけれど革本来の味わいは他には代えがたいものです。

パラフィンダック(帆布)の本体、真鍮の金具、どれも革と共に風合いが変わりつつあります。
もうしばらく使って、次回からは展示会の見本にしようと思います。


そして805、レングス調整中。早速はきこみます。最近、トラウザーズが多かったのでジーンズをはきこむなんで久しぶり。
ふくらはぎがかなりのフィット感ですが、キバタで今は縮み切っている状態。おそらく、人間から出る湿気と動いた時のテンションで生地がある程度伸びるでしょうね。

一週間ぐらいはいて、皺を覚えたころが楽しみです。